Dec 21, 2010

お菓子作りと進路の関係。making sweets made my career choice

黒糖黒ごまきなこ蒸しパン。






























PHOTO by soo

最近、お菓子作りにハマリ中。
朝おきて、まず蒸しパンを作るのが日課になっている。

もともとお菓子は食べるのも作るのも大好き。
子どもの頃から、おやつはだいたい自分で作っていた。

高校の時には、進路を選ぶのに「お菓子作り」を考えたほど。
 それはそれは本気で、レコールバンタンというパティシエの専門学校に体験学習へも行った。

そこで作ったウエディングケーキが
「ウエディングケーキ大賞」に選ばれ、賞品も頂き、
さらに特待生枠までもらった。

「どのコースがいいですか?」

そう聞かれたとき、
『ケーキに絵を描いたり、素敵な飾りをつけるアートケーキコースがいい』と思った。
それと同時に
『絵を描いたりするの、今ここで一生ケーキに限定することないんじゃない!?』と心の声がした。

そう、わたしはずっと気づいていなかったけど
絵を描かずにはいられないほど、ずっと絵を描くことが好きだった。
ただ、それが当たり前すぎて、
進路という大きい問題の答えだとは思ってもみなかったのだ。

『お菓子より、絵を描くことがのほうが好きだったんだ!』

その事実に自分でもびっくりした。

好きなことって、自分で気づけないくらい当たり前に普段していることなのかもしれない。



1年後、私は武蔵野美術大学へ入り、今、デザイナーになっている。

ものを作ることが大好きで、きれいな写真みるのも好きで、
そんなことを毎日できて、それに対してお金をもらっている。

体力的にはきついけど、とても楽しいし、幸せなことだと思う。

そんな日々は、わたしにとって、お菓子のくれたおいしい時間なのかもしれない。

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